完全であることよりも不完全な事の方が面白いというお話

中二病みたいなタイトルになった(こなみかん)

 

なんでこんな記事を書いたかと思うとたまーに遊んでいるLOLの世界大会がぼちぼち終わりを迎えて新たなシーズンを迎える時期になってきて、年の暮れを感じてきたからです。

そもそもみなさん競技シーンを見るのは好きですか?

私はあんまり好きじゃないです。

なんでかって言うとタイトルにもなっている通り「完全であることよりも不完全な方が面白い」って思っているからです。

 

 

~プロであるなら完璧であるべきなのか?~

 

当たり前ですけどテレビで放送されるような競技、例えばプロ野球やサッカー中継、ラグビーやゴルフ、今年はオリンピックもありましたし、これからの季節はフィギュアスケートとしたウィンタースポーツにEスポーツカテゴリーでも配信があったりと色々ありますがそこに出場する選手たちは「プロ」ですよね。

そして観客は何を望んでいるかというと大多数の人は

 

「興奮」「熱狂」「感動」

 

のどれかしらを満たしたいのではないでしょうか。

ビジュアルが好きな選手を応援したいとかもあるでしょうし、理由はいろいろあると思います。昔やっていたことのある競技だからこそこの選手の活躍が凄すぎて見てしまうとか、そこについてとやかく言うつもりは全くないです。

で、当たり前ですが「プロ選手」は人間です。そしてほとんどの選手が紆余曲折はあれど高みを目指していたり己の限界に挑んだりと切磋琢磨した結果「興奮」「熱狂」「感動」を産み出しているのは間違いないでしょう。

 

じゃあどうしたら以上の3つの要素を観ている我々は得られるかというと

 

「選手たちの努力」「結果にたどり着くまでの過程」「実際の結果」

 

に左右されますよね。当たり前ですけど。

 

 

優勝間違いなし!と言われているような選手が他所にいたとして、その選手が完璧なパフォーマンスをしたとしましょう。

応援している選手(チーム)が勝つためにはそれこそアニメや漫画のような展開でも起きないと、という状態になった時に「期待」をしたり「選手たちを信じる」ことで先ほどの3要素を得ようとするはずです。面白くなかったら視聴を辞めればいいだけなので。

で、実際にそれが起きた時の爆発力はとんでもないことになると思います。

もしかしたらもしかしてが起きるかも!?とかそういう運の要素とかも勿論あるとは思うんですが、そもそもの話としてこれって選手たちのポテンシャルやらそもそものフィジカルに左右される話じゃないですか。

シーズン中ブッチギリで最下位のチームが常勝チームに突然勝てるかどうかも結局選手、チームに依存してるわけでそこで結果が出せなければ終わりって言うのがプロの世界だとは思いますが…。

LOLに関しては2016年?位からWCS(世界大会)で対日本戦はボーナスゲームと言われていた時代から見ていたので今年のグループ出場は正直信じられなかったし、運が良かっただけとか2回目はないとかまあ現実的な問題は今は置いておくとしても、自分が競技シーンにのめり込んだ数少ない箇所となりました。

実際出場して0-8で敗退が決定した時も「しょうもな」という気持ちよりかは「まあそうだよね」みたいな気持ちの方が大きかったです。次はもっと結果出せたらいいねみたいな(何様だよって感じですけど)とりあえず今までの現状よりいい結果が残せているので充分じゃないかって私は素直に思いました。

 

ちょっと脱線しましたが本題に戻しましょう。

「完全であることよりも不完全な方が面白い」

って話なんですけど、ゲームしてる人だと想像しやすいと思うのですがRTAってあるじゃないですか。あれっていかにチャート通りに完璧にこなせるかっていうコンテンツですよね。ただ勿論想定通りに進まないことが多くてそれを「ガバ」という形で楽しんでいたり並外れた精神力に慄いたりとこれまた楽しみ方が色々あると思うんですが、

「完璧なRTAは果たして面白いのか」

ってふとした時に思ったんですよね。

ほぼ理想の完璧と言っても過言ではない記録や、フレーム単位の超精密な動作を求められる操作に挑んで結果を出したりしたら「この人とんでもねえな??」とか純粋にすげえって思いますし賞賛されるべきだと思うんですが

「それを見て楽しいかって言われたら私はそうは思わない」って思っちゃったんですよね。

これは多分私が音ゲーマーで譜面動画を見る習慣があったからかもしれないのですが、音ゲーで収穫を得るために予習をしてから挑む時にすでに理論値を出している人の動きとかを真似たり参考にするって言うのは音ゲーマーなら大体の人はしていると思うのですがAUTO PLAYの動画を見たりしていると「完璧」を簡単に得られてしまうんですよね。

私は比較的簡単とされている物でも理論値を出せないので出している人はすげえと思うのですがそれは別に「面白いかと言われたら別にそうではない」と思うんですよね。

面白いってか凄いですよねどちらかというと。

なので

完璧であること=面白い

は少なくとも競技のシーンでは成り立ちにくいのかなって思うんですよね。

逆に

不完全であること=面白い

も上記よりかは成り立ちやすいってだけで完全ではないと思いますよ。

 

とここまで書いておいてコンテンツによってその辺変わってくるくない?ってなったんですけど、なんかここまで書いておいて消すのも面倒なんで(そもそもツイッターにズラズラ書くくらいならまとめて1ツイートで済ませちゃおうって趣旨でこの記事は存在しているので)

ダラダラ書いてきたんですけど

「理論値ほぼ毎回出せます」って人が理論値出してその人が数年単位で連続優勝しまくってるコンテンツが面白いかって言われたらまあ面白いかって言われたら面白くはないかなーって思うだけです。

競技に関しては自分がするか観戦するかでまた色々変わってくるしここまで書いてきた文章のほとんどが意味をなしていないのでは?

なんかどっかでまた書き直します多分